スローライフも街中暮らしもできる、
住みやすいまち

九州でも有数の活気に溢れた都市

熊本市は九州の中央部、東経130度42分・北緯32度48分の位置にあります。
人口は約74万人、九州では福岡市・北九州市に次ぐ3番目に大きな都市で、2012年には政令指定都市に指定されています。
熊本市と有明海との間に金峰山系が連なる内陸盆地的な地形のため、寒暖差が大きく、また冬から春への移り変わりは早く、夏は比較的長く続きます。

熊本中心街の様子

熊本城を臨む市中心部には、百貨店や西日本最大級とも言われるアーケードを備える繁華街があり、ビジネス利用はもちろんのこと、若者やお年寄りまで、買い物や食事を楽しむたくさんの人々で賑わっています。セレクトショップ発祥の地とも言われ、感度の高いアパレルショップやお洒落なカフェが点在しており、地場の新鮮な食材を使った美味しい飲食店が軒を連ねます。
また首都圏に比べると「終電に乗らなければならない!」という概念が薄いため、街中は真夜中まで活気があります。

日本一の地下水都市、熊本

九州でも有数の都会性を持った都市でありながら、古くから「水の都」「森の都」と言われるほど、自然に恵まれた熊本市。この代表とも言えるのが、豊富な水資源です。

アクアドームくまもとの水場で遊ぶ親子3人

熊本市は約74万市民の生活水道水をすべて清らかな地下水で賄っている、世界的に見ても珍しい都市です。熊本市の地下水は市販ボトル水に比べミネラル成分がたくさん含まれており、蛇口をひねれば身体に優しい天然のミネラルウォーターを飲むことができます。

この「日本一の地下水都市・熊本」のシンボル的存在となっているのが、江津湖です。
熊本市中心部から程近く、周囲約6kmに渡って広がる江津湖は透き通った美しい湧水で満たされており、貴重な水生生物や野鳥等を日常の中で見ることができます。また休日には水遊びをするこどもたちで賑わいます。

水辺で遊ぶ二人の少女

この江津湖を含む「水前寺江津湖湧水群」と、「金峰山湧水群」は環境省「平成の名水百選」に選定されており、政令指定都市の中で2か所選定されているのは唯一熊本市だけです。

自然と歴史の香り漂うまち

熊本市には多くの史跡も残っています。この代表ともいえるのが熊本のシンボル・熊本城。1607年に築城の名手・加藤清正が当時の最先端技術と労力を駆使して創建したと言われています。春には桜、秋には銀杏が城を美しく彩り、緑豊かな場内の二の丸公園は市民の憩いの場として愛されています。

熊本市役所からのぞむ熊本城

熊本市西部に位置する金峰山からは、遠くに有明海を臨む田園風景を眺めることができます。夏目漱石の「草枕」に登場する「峠の茶屋」や、剣豪・宮本武蔵が「五輪の書」をしたためたとされる「霊巌洞」などの史跡があり、自然と文化の混在する香り高い空気が残ります。

みかん畑から有明海をのぞむ

豊かな農産物と医療体制で、安心できる暮らしを

熊本市は農業が大変さかんな地域でもあり、農業産出額全国8位(農林水産省「平成29年市町村別農業産出額(推計)」)・専業農家数全国3位(農林水産省「2015年農林業センサス」)となっています。なすやすいか、みかんなどの全国的な生産地であり、熊本市の豊富な水資源と温暖な気候で育まれた新鮮な農産物を日々頂くことができます。

道の駅でスイカを販売する中年男性

また熊本市では、安心して子育てと仕事の両立ができる企業「子育て支援優良企業」の認定や、病児・病後児保育に力を入れるなど、子育てしながら働きやすい環境づくりを推進しています。

併せて熊本市の人口あたりの病院数は政令指定都市中1位(厚生労働省「平成29年医療施設(静態・動態)調査」)であり、24時間365日対応できる救急医療体制も整備されるなど、全国的に見て医療体制も充実しています。

繁華街にいた親子3人

アクセス抜群!どこへ行くにも程よい利便性

熊本市は九州の中央に位置するため、九州新幹線を使えば博多駅まで最速32分、鹿児島中央駅まで最速42分と短時間でアクセスが可能です。その他にも高速道路や都市間バスも発達しており、九州内どの都市へ行くにも便利な立地です。

日本地図に熊本から主要都市へのアクセスを図示
飛行機を利用する場合
新幹線を利用する場合

また、主要都市へのアクセスも良好で、新大阪駅へは新幹線で乗り換えなく最速2時間57分、東京であれば熊本空港から羽田空港まで最速1時間30分程度で行くことができます。(熊本-羽田空港は1日18往復。2018年9月現在。)

各区の紹介

中央区/出会いが生まれ、つながる、市の中心地

熊本市のシンボルである熊本城や水前寺成趣園、西日本最大級のアーケード街を有し、行政やビジネスの中心となっている中央区。医療・教育・文化施設など、生活を送るうえで必要な機能がコンパクトに集積する一方、自然の安らぎと豊かな歴史が感じられる地域です。

東区/都市性と自然が調和したまち

熊本市動植物園内

5区の中で人口が最も多い区です。区域内には九州自動車道や東バイパスなどの主要幹線が走り、商業施設や医療機関、学校や福祉施設などが充実。一方では、託麻三山、運動公園や江津湖の自然が広がり、都市の利便性と自然とが調和した住環境に優れた地域です。

西区/金峰山から熊本駅まで、“華”のあるまち

ナルシストの丘から有明海に沈む夕陽をのぞむ

金峰山や有明海など自然豊かで、海苔やみかんなど美味しい特産物が豊富。宮本武蔵が「五輪の書」を書いた霊巌洞や有明海を望むナルシストの丘を訪れると、ゆったりとした時間を過ごせます。一方、熊本駅周辺では九州新幹線が開業し、賑わいある都市空間が整備されており、豊かな自然と都市の利便性が調和した地域です。

南区/人口増加率No.1 新幹線車両基地を有する“いきいき暮らしのまち”

新幹線車両基地

南区は5区の中で人口増加率が最も高く、全国で5つしかない新幹線車両基地があります。自然豊かな地域で、ナスやトマトなどの農作物も豊富で、また、あさりやハマグリなどの漁業も行われています。区の中心を国道3号線が通り、JR各駅やスマートインターチェンジなど交通アクセスの良さも魅力で、住みよいまちとなっています。

北区/人・歴史・自然が融合したず~っと住みたくなるまち

都市近郊の住宅地と畑作を中心とした農業が盛んな地域を併せもち、田原坂公園や武蔵塚公園などの史跡や豊かな自然にも恵まれた地域です。近年、国道3号熊本北バイパスなどの幹線道路の整備も進められており、交通の要衝の地として一層期待され、ず~っと住みたくなるまちづくりを目指しています。

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