大きな賑わいと交流、価値と文化が生まれる場所 〜熊本城ホール〜

「熊本城ホール」は、延べ床面積約3万平方メートルを誇る、6階建ての大型集客施設です。1階は展示ホール、2階にはエントランスロビーと750人収容のシビックホール、3階は大小19室が並ぶ会議室フロア、そして4〜6階には約2,300席を有するメインホールがあります。

同じ桜町地区再開発施設には、2019年9月に開業した「サクラマチクマモト」が隣接。ファッション・雑貨・コスメ・飲食など約150店ものショップやシネコンがそろう大型複合商業施設です。熊本初出店のお店も多く、熊本の新しいランドマークとして、大きな賑わいを見せています。さらに熊本の交通の要、「熊本桜町バスターミナル」も隣接しています。

九州最大級の規模を誇る「熊本城ホール」ですが、その大きさ以外にも、他にはない魅力がたくさんあるといいます。ホールマネージャーを務める橋本宏之さんに、同施設の魅力を教えてもらいました。

ホールマネージャーを務める橋本宏之さん

まず、一番に挙げるべきはこの立地ですね。熊本市の街の中心地にあることはもちろんですが、バスターミナルに直結、熊本駅までつながる市電電停も目の前という交通の便の良さは、大型ホールとしてとても恵まれています。

熊本城ホールエントランス

これだけの規模でここまで交通アクセスが良い施設はなかなかないそうで、「全国的にも珍しいかもしれません。新市街アーケードや辛島公園地下駐車場と地下道でつながっているから、悪天候でも移動がスムーズで便利ですね」と橋本さんは付け加えます。

バス・市電・徒歩でのアクセスが便利で、空港や熊本駅からも1本の路線で着く交通アクセスは、市内・県内からの集客はもちろん、九州各地や全国、そして海外からも人が集まりやすいという利点があります。熊本市ならではの大きな魅力の1つです。

メインホール

熊本城ホール内

次に挙げたいのが、メインホールとシビックホール、2つのホールの広さと質です。

4〜6階の「メインホール」は、約2,300人を収容できる大きなホール。福岡サンパレスと同程度の規模を誇る、九州最大級のホールです。全体がすり鉢状になっており、ホール後方に吹き抜けを作ることにより音がこもらない設計になっているのだそう。壁には県産の杉が使われています。

前の人と重ならない座席の配置になっているのもポイントです。また、ステージへの動線がフラットであったり、車椅子席を多く配置することができたりと、ユニバーサルデザインにもこだわっています。

個人的には、2階席とステージとの近さもアピールポイントのひとつだと思っています。

確かに、実際に立ってみると、ステージがとても近い!2階席でも見応えがありますね。

また、スタインウェイのピアノを2台ご用意しています。

メインホールホワイエ

ホール前のホワイエは、熊本城の武者返しをイメージした木のデザイン。熊本城ホールのロゴデザインにも使われているポイントです。全面ガラス張りの大窓からは、美しい庭園の奥に熊本城を眺めることができました。

シビックホール

シビックホール

シビックホールは750人収容の中ホール。

ライブハウスに近いイメージで、中も暗めですし、音響設備も整えています。とにかく機材にこだわっているホールです。

基本的なPA設備や大型スピーカーをはじめ、ドラムセットやシンセサイザー、ギターアンプ・ベースアンプなども常備しています。

アーティストの方も楽器だけを持って身軽にきていただける環境が整っています。

このピアノはヤマハ フルコンサートグランドピアノ(CFIIIS)のプロトタイプで大変貴重なもの。世界に2台しかなく、そのうち1台がここシビックホールにあります。ピアニストたちが憧れる一品です。

この設備の充実さで、これから熊本で初めてライブを行うアーティストも増えるかもしれませんね!

展示ホール

イベントホール

1階の展示ホールは、約1,600平方メートルもの広さを誇ります。重量物にも耐えられる床で天井は高く、商談会やスポーツイベントやモーターショーなども行うことができるキャパシティ。無彩色なので、イベントの雰囲気に合わせてコーディネートすることも可能です。

エントランスロビー

備蓄倉庫

2階にある、「サクラマチクマモト」やバスターミナルとつながるエントランスロビーでも、イベントや展示などを行えるそうです。すてきな空間をどう使うか、創造力が膨らみますね。

会議室

会議室

会議室フロアも、とにかく充実しているんですよ。

大小19室が並ぶフロアですが、大会議室は4室を連結することができ、最大で1,200平方メートルの広さを使うことができます。広い!

プロジェクターやマイクなども最新の設備が整っているので、各種学会や国際会議などでも、よりスムーズな運営が可能となっています。こけら落としの際は、全世界からサンタクロースが集まった「サンタクロース国際会議」が開かれました!

施設全体を案内いただいた後、「熊本城ホール全体の上質なデザインも、大きな魅力だと思います」と橋本さん。この立地にこれだけの広さ、これだけの充実度、そしてイベントやライブに合わせて自由に使えるこれだけの包容力を持った場所。
展示ホールのこけら落としはMAN WITH A MISSION、メインホールのこけら落としは山下達郎さん。
また、熊本市が開催した開業記念式典には玉置浩二さんが出演され、他、ナオト・インティライミさん、WANIMA、葉加瀬太郎さん、森高千里さん、長渕剛さんなど、名だたるアーティストの方がライブやコンサートを行われたそうです。これからも、熊本初ライブのアーティストが来たり、かつてない規模の会議やイベントがここで開催されるかも……。

この「熊本城ホール」の存在が、熊本に多くの人を集め、さまざまな情報や芸術が交流し、熊本の文化をより豊かに押し上げてくれそうです。

熊本城ホール

熊本城ホール

住所:〒860-0805 熊本県熊本市中央区桜町3
公式HP:https://www.kumamoto-jo-hall.jp/

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熊本はどうデスク ライター紹介

ライター中川さん

中川 千代美

なかがわ・ちよみ/長崎生まれ、熊本在住。地方出版社に勤めたのち、「チヨミ編集事務所」として独立。地域の子育て情報誌や生活情報紙をはじめ、幅広いジャンルの編集・ライティング・企画を手がける。
食欲・物欲・お出かけ欲・温泉欲・ビール欲が赴くままに熊本・九州を駆け回る日々。趣味は二胡。
熊本住居歴/22年