休日の過ごし方が
変わった

子どもたちをのびのびと育てたい。移住し家を建てることを選択。

熊本市内の総合病院で、理学療法士として働いている高野さん。埼玉県で安定した職を得て、結婚し子育てをしていましたが、2020年に熊本へUターンしました。念願のマイホームで家族4人、穏やかな日々を送っています。高野さんの移住を後押しし、道筋をつくったものは何だったのでしょうか。そのストーリーを紐解きます。

長男の小学校入学を機に、移住を決意

ー 高野さんが熊本を出たきっかけを教えてください。

理学療法士を目指して、山梨県にある大学へ進学しました。その後、埼玉県の総合病院に就職し、同僚だった妻と結婚、2児をもうけました。

私は自然豊かな熊本が大好きだったので、もともと都会に出たいという気持ちはなく、埼玉で生活しながらも「いずれは熊本に帰りたい」とずっと思っていました。結婚するときには妻にもその思いを伝え、理解してくれていましたよ。ただ、埼玉で仕事や家庭を持ったことで、気がついたら14年が経っていました。

 

ー 長年、都会で生活をしていると、地方へ移住するには勇気がいると思います。熊本へのUターンを後押ししたのは何だったのでしょうか?

長男が小学校への入学を控えたタイミングで、熊本への移住を改めて強く意識しました。息子には転校という経験をさせたくない、という思いからです。移住するならこれがラストチャンスだと考え、2019年に移住を決意。転職活動と家探しを始めました。

周囲のサポートを受け、成し遂げた移住

ー移住をすると決めてから、どうやって情報収集しましたか。

インターネットで移住について調べてみると、東京・有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」の情報が出てきました。早速相談に行くと、熊本市役所にも相談窓口があると聞き、帰省の際に「熊本市UIJターンサポートデスク」に足を運びました。

移住について何から始めればいいのか分からず、しかもコロナ禍での転職活動だったので、採用情報についても不透明なことが多く…。病院に問い合わせても返信が無いこともありました。そんな中、実際に会って相談することができる窓口があるのは有り難かったですね。就職支援員の方が、求人をしている病院の情報をたくさん教えてくださったり、求人内容について病院に直接問い合わせてくださったりと、熱心にサポートしてくださったのでとても心強かったです

ー マイホームを建てられたそうですね。家づくりはどのように進められたのですか。

当初は、移住後はとりあえず賃貸に住んで、1〜2年かけてじっくりと家づくりをしようと考えていました。ですが、建築士の友人に相談したら、すぐに家を建てることを勧められて。そこで「いずれ建てるつもりだから、早ければ早いほうがいいだろう」と一念発起。同時にコロナ禍に突入したため帰省ができなくなり、完全リモートで家づくりをすることになりました。

オンラインで打ち合わせをしたり、動画で土地を見たり、Google mapを見たり…と、あらゆる技術を駆使して進めました。まさかこのような形で家を建てることになるとは思っておらず大変なことも多かったのですが、無事に完成できたのは、土地の動画を送ってくれるなど協力してくれた両親や友人たちあってこそ。感謝しかありません。

ー 実際に住んでみていかがですか?

住み心地は抜群で、息子2人がのびのびと過ごせる環境にとても満足しています。埼玉ではアパートの2階に住んでいたため、2人に「家の中で走らないで。飛ばないで」と言い続けていました。私自身も実家がマンションで窮屈さを感じていたため、子どもの気持ちもわかる分、そんな状況が心苦しかったんです。息子たちが家の中で動き回っている姿を見ると、「頑張って家を建てて良かった」と思います。

移住して手に入れた、理想の子育て環境

ー 移住して、日々の生活にどんな変化がありましたか。

家を建てたこともあって、自宅で家族とゆっくり過ごす時間が増えました。最近は、庭木や花壇の手入れをするガーデニングにはまっています。主に妻が手入れをしてくれ、私は見守る担当ですが(笑)、庭の木々や花を見ていると、その成長を喜んだり、季節を感じたりと、心が癒やされるんです。ブルーベリーや金柑も育てているので、子どもたちと一緒に収穫も楽しんでいますよ。

高野さんご提供写真

休日は、熊本市内の商業施設で行われるイベントに行ったり、市外の広い公園で遊んだりと、家族で出かけることが多いです。車で1時間くらい走れば天草や阿蘇などの観光地にも行けるので、気軽に海や山を楽しめるのも良いですね。今後は、キャンプにも頻繁に行きたいと思っています。

埼玉にいた頃は、「人が多い都心に、子ども2人を連れて行くのは大変」と、あちこちに出かけることを控え、「公園に行く」「妻の実家に行く」など目的地を絞って行動していました。移住して行動範囲が広がり、休日の過ごし方が変わったと思います

ー 熊本での生活を、ご家族みんなで満喫していらっしゃいますね。お住いの地域にもすぐに馴染めましたか?

私たちは、熊本市南区にある住宅街に住んでいます。周りには田んぼや大自然の風景が広がっていて、とてものんびりした土地柄です。住民同士も仲が良く、庭にいると、通りすがりの方が気さくに声を掛けてくださいますし、地域の子どもたちも大きな声であいさつしてくれるので清々しい気持ちになります。近所の方から、野菜や魚をいただくこともあるんですよ。以前住んでいたアパートでは、隣に住む人の顔も知らないような状況だったので、人のつながりのあたたかさを感じています。

息子たちは、引っ越す前は埼玉の友達と離れるのが寂しそうでしたが、こちらの小学校や保育園ですぐに友達ができ、今は楽しそうに通っています。近所にも同じ歳くらいの子どもたちがたくさんいるので、よくみんなで遊んでいますよ。子どもたちだけで遊ぶこともありますが、地域の方々が見守ってくださるので安心です。

息子たちと過ごす時間を充実させたいと思い、移住して家を建てるという選択をしたので、希望が叶ってとても満足しています。

熊本は人のあたたかさやいろんな距離感、食べ物などがちょうど良くて、“なんかいい”んです。皆さん、ぜひ熊本市にどーんと移住してきてください!

お名前:高野さん
取材時の年齢:30代
ご職業:理学療法士
移住歴:2年目
移住前の居住地:熊本→山梨→埼玉

熊本市UIJターンサポートデスク

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