「いつか熊本に住みたいな」「いつか熊本に帰りたいな」
そんなあなたを心から応援している熊本城近くの小さな(架空の)ラボ。
それが「くまもと移住ラボ」です。
「くまもと移住ラボ」では、熊本市UIJターンサポートデスクの移住支援員が、
オンラインセミナーやイベントを通して、様々な側面から
熊本市での暮らしをご案内しています。
ここでは、「くまもと移住ラボ」での活動をご紹介していきます。
移住支援員 (左)清島・(右)池田
★今回は2023年8月23日に開催した【夏の移住者交流会~みんなで熊本博物館へ行こう!~】についてご紹介します!2023年4月22日に開催した前回の【移住者交流会@熊本城二の丸広場】については、こちらをご覧ください。
来場者数4万人突破の「透明標本展」へ
夏休みも終盤に差し掛かった8月末。今回は、熊本で話題になった「透明標本展」を観に、熊本城・三の丸にある熊本博物館に行きました。移住して来られた皆さんに、熊本市の様々な公共施設について知っていただければという思いから、今回熊本博物館での交流会を企画しました。
2018年12月にリニューアルした熊本博物館は、綺麗で涼しい真夏のオアシス。見ごたえたっぷりの常設展示では、熊本市の歴史・風土について楽しみながら学ぶことができます。熊本では珍しいプラネタリウムもあり、老若男女問わず楽しめるスポットです。
当日は朝10時に博物館前に集合。博物館には朝からこども連れのご家族が続々と来館され、夏休みさながらの賑わいを見せていました。入館すると坂本康祐館長が出迎えてくださり、熊本博物館と「透明標本展」について説明してくださいました。
そのままロビーで簡単に自己紹介をしたあとは、早速「透明標本展」へ!
「熊本博物館夏季特別展/RKK開局70周年記念 冨田伊織 新世界『透明標本』展」は、この夏、来場者数4万人を突破した人気の展覧会です。(会期はすでに終了しています。)透明標本作家の冨田伊織さんが独自の手法で制作した魚類や両生類などの標本約500点が展示されました。透明標本とは、硬骨を赤色に、軟骨を青色に染色し、筋肉は酵素などで分解・透明化させたもの。今にも動き出しそうな標本の数々は、骨の一本一本細部にわたり染色されており、緻密な骨格と相まって生命の美しさや儚さを感じさせました。
参加された皆さんも、幻想的な標本の数々を前に自然と会話が弾んでいる様子。常設展では熊本市内に棲む身近な生物の展示がずらりと並び、それらを通して熊本市での生活について会話されている姿も見受けられました。中には「今度天草に化石を掘りに行こうと思っています!」という移住者さんもいらっしゃって、化石の展示を見ながら盛り上がる場面もありました。「博物館に来たのは小学生ぶり!」「博物館も久々に来ると楽しいですね~」と、充実した時間を過ごしていただけたようです。
熊本の老舗中華に舌鼓
博物館見学後、熊本城周遊バス「しろめぐりん」で市内中心部へ移動し下通の「紅蘭亭」へ。「紅蘭亭」は1934年創業の老舗中華料理店で、熊本の郷土料理「太平燕(タイピーエン)」の元祖の一つとも言われているお店です。今回はお店の方のご厚意で広い円卓のお席をご用意いただき、和気あいあいとした雰囲気の中、美味しいランチと会話をゆっくり楽しみました。移住後の暮らしや最近楽しんでいることなど、皆さん初対面とは思えないほど会話が弾み賑やかな時間となりました。
ランチ後、「お茶行きません?」と参加者さん同士で誘い合っていらっしゃる姿も見受けられました。交流会に参加された方々が早速こんなに仲良くなってくださり、主催者側としても大変嬉しい出来事でした。
「くまもと移住ラボ」では、今後もこういった交流会を企画していく予定です。ぜひ気軽にご参加ください。
★次回の移住者交流会はこちら!→【11/11開催】くまもと移住ラボ 秋の移住者交流会@熊本城二の丸広場
熊本博物館
住所/熊本市中央区古京町3-2
開館時間/9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日、保守点検期間等
入館料/大人:400円、高校・大学生:300円、中学生以下:200円
※熊本市へ転入時にもらえる無料優待証「うぇるかむパスポート」の対象施設です。詳しくはこちら
熊本はどうデスク ライター紹介
池田 真麻
いけだ・まあさ/熊本県和水町出身。大学進学と共に上京。その後、約12年間東京近郊での暮らしを経てUターン。熊本市UIJターンサポートデスクの移住支援員として、Uターンに至った自身の経験も交えつつ、移住希望者の方々のご相談にお応えしています。
熊本市居住歴/5年