【くまもと移住ラボ/レポート】うろんころんサロンvol.1「くまもと水物語」

「いつか熊本に住みたいな」「いつか熊本に帰りたいな」
そんなあなたを心から応援している熊本城近くの小さな(架空の)ラボ。
それが「くまもと移住ラボ」です。

「くまもと移住ラボ」では、熊本市UIJターンサポートデスクの移住支援員が、
オンラインセミナーやイベントを通して、様々な側面から
熊本市での暮らしをご案内しています。

ここでは、「くまもと移住ラボ」での活動をご紹介していきます。

 移住支援員 (左)清島・(右)池田

★今回は2021年9月8日(水)に開催したFacebookライブ【うろんころんサロンvol.1「くまもと水物語」】についてご紹介します!

うろんころんサロンとは?

新型コロナウイルスの感染拡大で、自由に身動きの取れない昨今。今年は帰省や旅行を断念される方も少なくなかったと思います。移住を検討する際には現地視察が欠かせませんが、「なかなか現地に足を運べない」という方がいらっしゃるのも現状です。

熊本市UIJターンサポートデスクでは、熊本市への移住を希望される方が現地視察へお越しになる際、ご希望があれば移住支援員による市内のご案内を行っています。これを「なんとか、オンラインでできないかな?」と考え、「うろんころんサロン」を企画しました。
“うろんころん”とは、熊本弁で“ぶらり歩く”という意味です。
オンラインで、一緒に熊本市内を“うろんころん”している気分を少しでも味わっていただければと思っています。

移住支援員によるご案内について

熊本市への移住を希望される方が現地視察へお越しになる際、移住支援員がご案内を行っています。事前に移住相談にて暮らしのイメージやご希望をお伺いし、こちらでプランを作成します。

市中心部では、比較的公共交通が発達しているため、住まいと職場の位置によっては、路面電車やバスのみで生活に必要な移動を済ませることも可能です。普段車に乗らない生活を希望される方については、一緒に路面電車やバスに乗って現地をご案内しています。
一方で、郊外では田畑や自然に囲まれた暮らしを選択することもできます。ご希望の方は車にてご案内いたします。

より充実した現地視察となるようお手伝いさせていただければと思っておりますので、まずは気軽にご相談ください。

   市電と駅で待つ人々  

※移住支援員によるご案内は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況により実施していない場合があります。
※ご案内は無料で承っておりますが、ご案内中にかかる移住希望者様(及びご家族の方)の経費につきましては、ご自身でご負担をお願いしております。

今回のテーマは、熊本の“水”

古くから“水の都”と呼ばれてきた熊本市。現在も、約74万人の市民の水道水を全て清らかな地下水で賄っています。人口50万人以上の都市の中では日本唯一、世界的に見ても珍しい都市です。
市民の生活に欠かせない熊本市の地下水は、市販のミネラルウォーターにも引けを取らないほど、ミネラル分を多く含んでいます。“蛇口からミネラルウォーター”という言葉は、まさしく熊本市の水道事情を表現した言葉です。

今回は、記念すべき“うろんころんサロン”第一弾ということで、まずは熊本市の誇る“水”をテーマに、私たちの暮らしを潤す地下水の成り立ちと、その美しい水の景色をFacebookライブでお届けすることにしました。

今回のライブでは、大通りを走る路面電車の「市立体育館前」駅から、ほんの2~3分歩いて入ったところにある「加瀬川散策園路」を、「上江津湖」に向かって歩きます。この地域には、環境省選定「平成の水百選」に選ばれている「水前寺江津湖湧水群」があり、澄んだ水の景色と希少な動植物を身近に見ることができます。ウォーキングをする地域の方や、夏には水遊びをする子供たちの姿も多く見られます。

移住希望者様からは「大通りに近いのに、こんなに水が綺麗なんて…すごい!」というお声をいただくこともしばしば。水の景色に惹かれて、この近隣に住むことを希望される方も少なくありません。

市中心部から程近い場所にもかかわらず、“水の都”熊本市の豊かな自然を体感できる気持ちの良い場所です。

「水を通じた持続可能な社会の実現」に向けて

また、熊本市では「水を通じた持続可能な社会の実現」に向けた取り組みを行っています。その中のひとつとして、昨今問題になっているプラスチックごみの削減を目指し、マイボトルの使用を促進するための「ボトル用給水機」を熊本市役所1階に設置しました。無料で誰でも使用でき、今後市内7カ所に設置する予定です。

そのほか、豊かな地下水を守るための様々な取り組みも行っており、世界的にも評価されています。来年4月には、アジア太平洋地域49か国の首脳級などが水問題について協議する「第4回アジア太平洋・水サミット」が熊本市で開催されます。

今回のFacebookライブでは、これらの取り組みについてご紹介し、配信後のアンケートにお答えいただいた方へ、御礼として、給水機で使うことのできる給水ボトルと、「第4回アジア太平洋・水サミット」の特製エコバッグなどをお届けしました。

今回のFacebookライブの準備を通して、改めて「こんなに貴重な環境の中で暮らしているんだな」と私自身も振り返ることができました。この熊本の宝物を後世に残していけるように、日々蛇口をひねるとき、「節水!」の一言を忘れないようにしたいです。

また、今回はくまもと移住ラボとして初めてのライブ配信でしたが、思っていた以上に多くの方にご視聴いただき、また様々なご感想をいただき感謝しております。
現在、次回のライブ配信に向け準備を進めております。今回よりもさらに、視聴者の皆さまに楽しんでいただければと思っておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください!(移住支援員/池田)

アーカイブのご案内

今回のライブを見逃してしまった方は、こちらよりアーカイブをご覧いただけます。ぜひ、ご覧ください!
(Facebookページへ遷移します。)

また、「熊本はどう?」Facebookページでは、ライブ配信のほか、熊本市への移住に役立つ情報を随時アップしています。
ご興味をお持ちの方は「いいね!」をお願いいたします!

※動画の中で、アンケートにお答えいただいた方へのプレゼント企画がありますが、募集はすでに終了しております。