【くまもと移住ラボ/レポート】大人の移住者交流会 ~つながる秋の江津湖散策&古民家食事会~

「いつか熊本に住みたいな」「いつか熊本に帰りたいな」
そんなあなたを心から応援している熊本城近くの小さな(架空の)ラボ。
それが「くまもと移住ラボ」です。

「くまもと移住ラボ」では、熊本市UIJターンサポートデスクの移住・就職支援員が、オンラインセミナーやイベントを通して、様々な側面から熊本市での暮らしをご案内しています。

ここでは、「くまもと移住ラボ」での活動をご紹介していきます。

(左)万田/(中央)清島/(右)池田

★今回は2024年10月5日に、蓬蒿園(ほうこうえん)で開催した「大人の移住者交流会」についてご紹介します!

秋の気配を感じる江津湖周辺で散策

今年4月ぶりの開催となった移住者交流会。今回は、「くまもと移住ラボ/大人の移住者交流会~つながる秋の江津湖散策&古民家食事会~」と題し、大人の方を対象とした交流会を開催しました。これまでの交流会はお昼の時間帯に開催してきましたが、今回はお酒を交えながらより濃いコミュニケーションを楽しんでいただければと、夕方17時からスタート。秋へと移ろいゆく自然豊かな江津湖周辺の散策とセットで企画しました。

当日は熊本県立図書館に集合後、まず2グループに分かれ自己紹介を行いました。お名前のほか、移住元や出身地などをお話しいただき、場が和んだところで江津湖散策へ出発。移住支援員の案内で、加勢川散策園路から旧砂取細川邸庭園、芭蕉園、じゃぶじゃぶ池と、約40分程度の散策を楽しみました。

熊本市が誇る美しい水資源の象徴でもある江津湖。道中の水辺で実際に川の水に触れるなど、その美しさを体感いただきました。参加者の皆さんからは、「水が透き通っていてきれい」「以前江津湖に来たことがあるけど、広すぎて良さがよく分からなかったので、案内していただけてすごく良かった」等の声がありました。

蓬蒿園で大盛り上がりの交流タイム

江津湖散策後は、江津湖近くにある築100年の古民家「蓬蒿園」へ。縁側から見える広い中庭が気持ち良く、おじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに来たような懐かしい気持ちになる一軒家です。移住者交流会後半は、この蓬蒿園を貸し切って、ワークショップと食事会を行いました。

江津湖散策から蓬蒿園へ戻ってきた参加者の皆さんは、少し暑そうなご様子。早速冷たいビールやジュースでのどを潤していただき、落ち着いたところでグループごとにワークショップをスタートしました。テーマを「熊本市のおすすめスポット」として、まずは思いつくおすすめスポットを付箋に書いていただきます。

その後、付箋を熊本市の大きな地図に貼りながら、おすすめスポットについて紹介し合います。「●●温泉の泉質が良い」「●●のケーキが美味しい」「●●は行列ができるので開店と同時に行った方が良い」「●●公園は犬の散歩に良い」など、耳より情報を交えながらの熱いプレゼンが飛び交いました。

他の人のおすすめスポットを聞きながら、お店の名前をメモしたり、スマホで施設の情報を調べる参加者さんたち。「行きたい場所がたくさんできました」「次のお休みに出かけたいと思います!」などの声を聞くことができました。

まるで大人の夏休み!

ワークショップで盛り上がったあとは、お待ちかねの食事会。今回は、熊本市中央区の子飼商店街に店を構え、オーナー自身も移住者である小料理屋「ヒロミキッチン」さんのお料理をご用意しました。熊本県産の旬の食材を使用して、身体に優しくお酒に合うメニューで、食事も、お酒も、お話も、盛り上がっていました。お料理の彩りも豊かで、参加者の皆さんもお料理が並んでいる様子の写真を撮ったりと、目でも楽しんでいただけたようです。

食事がひと段落し、皆さんの会話も盛り上がっているところで、今回の交流会の締めにご用意した花火をするためみんなで中庭へ。

「花火なんていつぶりだろう?」と、皆さん花火をひとつずつ手に取ります。この日は雨上がりだったこともあり、なかなか火がつきにくい状況のなか、みんなで工夫しながら火を絶やさないように花火を楽しみました。移住者さん同士で火を分け合う姿がとても印象的でした。
この時間になると、数時間前に初めて会ったとは思えないくらいの距離感となり、「おじいちゃん、おばあちゃんの家に集まった親戚みたい」「大人の夏休みみたいです!」との感想をいただきました。

最後は参加者全員で集合写真を撮って終了。
イベント終了後も、参加者同士で連絡先の交換やメッセージグループを作る様子が見られ、私たちも大変嬉しく思いました。

次回の移住者交流会は、11月9日(土)に熊本城・二の丸広場で開催予定です。詳細はこちら!

熊本はどうデスク ライター紹介

池田 真麻

いけだ・まあさ/熊本県和水町出身。大学進学と共に上京。その後、約12年間東京近郊での暮らしを経てUターン。熊本市UIJターンサポートデスクの移住支援員として、Uターンに至った自身の経験も交えつつ、移住希望者の方々のご相談にお応えしています。

熊本市居住歴/6年