熊本市西区(河内・芳野校区)で地域おこし協力隊を募集します!

山と海、そして人が織りなすまちづくりを共に!

東は自然豊かな山々に囲まれ、西には日本最大の干潟で知られる有明海を望む熊本市西区河内町(河内・芳野校区)。みかん栽培や海苔の養殖など、海の恵みを享受する暮らしが古くから営まれてきた地域です。政令指定都市である熊本市の中にありながら、人口減少や高齢化率の上昇、継承者不足といった課題に直面しており、かねてより、地域課題について地域住民・行政職員で話し合い、活動を行ってきました。

この度、この熊本市西区河内町(河内・芳野校区)で活動する地域おこし協力隊を2名募集します。ぜひ、あなたのスキルや思いを活かしてみませんか?

★6月22日(木)~24日(土)には、「お試し地域おこし協力隊ツアー」も開催します!
詳しくは
こちら

今回の募集の背景について

熊本市西区 河内・芳野校区で地域おこし協力隊に関する話題がのぼるようになったのは、一昨年のこと。人口約5,300人の熊本市西区河内町(河内・芳野校区)は、熊本市の中でも人口減少が著しく、高齢化率が40%を超えるなどいわゆる「限界集落」に近づきつつあり、これにより様々な地域課題を抱えています。

そこで地域外から人材を積極的に誘致し、地域の受入れ態勢を整えるため、地域住民の有志で構成される「河内・芳野校区地域おこし協力隊推進委員会」を設置。昨年度2ヵ月間に渡り「地域おこし協力隊インターン」を受入れました。活動にあたり、地域住民が設定したプログラム(課題)は以下の4点でした。

①空き家の増加
②地域の魅力の発信力強化
③地域住民の意識の希薄化
④耕作放棄地の増加

2ヵ月間のインターンを体験したのは、関東在住の3名。200軒あまりの空き家調査や50名を超える地域住民との交流を通じて、河内・芳野校区の暮らしに触れました。

活動期間中は、住民と行政職員も一緒に空き家の調査を行い、インターン期間終了時の活動報告会には多くの住民が参加。地域住民の関心度の高さも伺えました。インターンの3名からは、「人柄があたたかい」「いい形で協働できる環境がある」「第二の故郷のように感じた」「夕日が美しくて感動」といった感想が寄せられました。

インターンの活動から約1年。今回満を持して、本格的な地域おこし協力隊の募集を行います!

求める人材像

・起業にチャレンジしてみたいひと
・自分のアイデアを活かしてみたいひと
・人とコミュニケーションを取るのが好きなひと
・農林水産業に興味があるひと
・自分のスキルや経験を活かしたいひと

私たちは、「地域おこし協力隊にやってもらうのではなく、『一緒に』楽しんでいきたい」と考えています。
活動にあたっては、専門的知見から、地域おこし協力隊OB・OGで組織する「くまもと地域おこし協力隊ネットワーク」が継続的に隊員の活動を支援しますので、安心してご応募ください。

皆さまのご応募、心よりお待ちしております!

地域おこし協力隊ネットワークの皆さん
河内まちづくりセンター職員

熊本市西区河内町(河内校区・芳野校区)地域おこし協力隊募集について

■募集対象(河内校区1名、芳野校区1名)
(1)令和5年4月1日現在で満18歳以上の方 
(2)任用後速やかに生活拠点を都市地域から活動地域へ移し、住民票を異動出来る方
(3)本市と地域が求める地域の活性化や地方創生の推進に理解を有し、地域の方と積極的に交流しながら、活動支援や移住促進、地域の魅力の魅力発信等に意欲的に取り組める方
(4)隊員活動期間終了後も活動地域に定住し、起業・就業または継業する意欲のある方
(5)パソコン、インターネットの一般的な操作ができる方
(6)心身ともに健康で誠実に活動ができる方。
(7)普通自動車免許(AT可)をお持ちの方。※業務上、自動車の運転は必須です。
(8)応募時点において、熊本市を除く政令指定都市もしくは三大都市圏※1(条件不利地域を除く※2)に住民登録がある方。

※1 三大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の区域全部
※2 条件不利地域:次のいずれかに該当する地域。
➀過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法 ②山村振興法 ③離島振興法 ④半島振興法 ⑤奄美群島振興開発特別措置法 ⑥小笠原諸島振興開発特別措置法 ⑦沖縄振興特別措置法

■活動地域
熊本市西区河内町(河内校区・芳野校区)で活動。

■委嘱について
熊本市西区河内・芳野校区地域おこし協力隊として委嘱します。
令和5年8月1日から令和6年3月31日まで

※勤務状況等を踏まえ毎年度末に再度委嘱予定(最長で令和8年7月31日まで)。
※隊員として相応しくないと判断した場合には、委嘱を取り消す場合があります。
※熊本市長から委嘱しますが、市との雇用関係はありません。
※業務遂行の支障にならない範囲での副業を認めます。
※委嘱のため、市と雇用関係は結びません。雇用契約はないため、業務遂行の支障にならない範囲での副業を認めます。

■活動時間
・1週間の活動日数4日(週31時間)
・8時30分~17時15分(休憩1時間、業務内容により変動します)
※地域活動やイベント対応等のため、時間外や夜間休日に活動する場合があります。

■謝礼等
(1)謝礼として月額230,000円(賞与なし)
 ・活動期間中、その他手当はありません。
 ・滞在期間中の生活費は自己負担となります。
(2)市との雇用関係がないため、国民健康保険、国民年金に加入し、所得税・住民税、健康保険料、年金保険料等は隊員本人が負担することとなります。

■地域住民と考えた活動内容例
地域住民や行政職員とともに、次のような活動から一つ以上を選んで取組みます(活動内容については、地域住民や行政職員と相談のうえ、変更することも可能です)。なお、基本的に隊員は河内まちづくりセンターに出所し、一日の活動を始めることとします。

(1)空き家対策業務(移住定住コンシェルジュ)
 ・空き家の実態把握
 ・空き家の有効活用策の検討、提案
 ・熊本市空き家バンクへの登録促進
(2)地域の魅力の発信力強化(地域情報発信プランナー)
 ・SNS等を活用した地域の特産物や名所等の観光資源の情報発信
 ・地域の魅力の掘り起し
 ・特産品を使用した商品開発、提案
(3)地域の活動支援(地域コミュニティマネージャー)
 ・地域の担い手として伝統文化や地域活動の継続への補助
 ・地域行事の手伝いやコミュニティの活性化に繋がるイベントの提案などのコミュニティ開発
(4)農業・漁業等の活動支援(農山漁村プランナー)
 ・耕作放棄地の実態調査
 ・後継者離れを食い止めるための仕組み、仕掛けの提案
 ・就農者を促進するための仕組み、仕掛けづくり
(5)その他
 ・地域の活性化に資する活動  
 ・個人のスキル・経験を活かした活動

■募集期間
令和5年6月1日(木)から令和5年6月30日(金)まで【必着】
※郵送・メールのいずれかで受け付けます。提出していただいた書類は返却いたしません。

■応募方法
下記リンク先をご確認ください。
https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/Detail.aspx?c_id=5&id=48952

■募集要項
熊本市西区河内町(河内・芳野校区)地域おこし協力隊募集要項|PDF

■参考サイト
地域おこし協力隊公式サイト
移住スカウトサービスSMOUT

■お問い合わせ先
くまもと地域おこし協力隊ネットワーク 担当:村上
info.kumamoto@chiikiokoshi.org
090-4900-4841